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2014年 09月 17日
5~6年前までは、バラに対して少々抵抗がありました。 ですので、娘たちからは 「お母さん、バラはあんまり好きじゃないって言っていたのにいつの間にか 夢中になっているよね」と今でも不思議がられます。 なぜあまり好きじゃなかったのかな~とずっと思っていました。 八ヶ岳で、縁あってバラのお世話のお手伝いをさせてもらっているうちに 少しずつ気づいたことがあります。 一般的によく好まれる繰り返し咲きのバラは、切り戻すとまたすぐにつぼみをつけます。 どんな植物でもそうでしょうが 花を咲かせるというのは相当体力を使うと思うのです。 黒星病で葉を落とし光合成もそれほどできない状態で、花を咲かせる その姿に痛々しさのようなものを勝手に感じていたのかもしれません。 それが(私なりに)がんばって生きてきた(つもりの)自分と重なり 避けてしまっていたのでしょう。 当時は気づきませんでしたが、自分があまり好きではなかったのかもしれません。 今は、そんな繰り返し咲きのバラが愛おしいと思えるようになりました。 お世話するときには「咲きたい時に咲けばいいのよ」と声をかけたりします。 でも、そうするとさらにきれいに咲いてくれたりするんですねぇ 「花からあふれ出る無償の愛」などという言葉が浮かんできたりもします。
by hirominnkyonana
| 2014-09-17 06:33
| バラ
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