「骨盤にきく」

何気なく本屋さんで手に取った本。
片山洋次郎さんの「骨盤にきく」

骨盤のゆがみやねじれが、体に影響を与えることは知っていましたが、
どうしてかは、よくわかっていませんでした。
この本には、骨盤が体や心とどう関わっているのかが
わかりやすく載っています。

春は冬に縮んだからだを上手にゆるめ、
体がだるく感じたり，やけに眠くなったりなどの症状が出た後、
体がすっと軽くなり、骨盤に「弾力」が出てくるのがベストだそうです。
このときに上手にゆるめないと、骨盤にねじれが出て
体調や心境に影響が出るそう。
体がゆるむという季節ということは、テンションの下がりやすいということでもあるので
本来は入学、就職、引っ越しなどには向かない時期とも言えて、
明治の初めに決められた4月新学期制度よりも、秋から冬の方が望ましいのでは。といわれています。

イラストつきの実践方法は、「え、こんなことで？」といいたくなるほど
簡単なものが多いのですが、
効果は大きいように感じます。
アキレス腱のあたりをクッションなどにのせて、持ち上げるだけで腰椎の一部と
首の緊張が緩むのだそうですよ。